
真杉匠
岸和田競輪の「GⅠ第77回高松宮記念杯」が21日に終了した。優勝したのは古性優作(35=大阪)。3年ぶり3回目の大会制覇で、史上7人目となるGⅠ10Vの偉業を地元で達成。昨年は脇本雄太(37=福井)が優勝してGⅠ10Vだった。近畿の至宝2人が地元地区の伝統の大会で節目の優勝を飾ったことは感慨深い。
決勝は単騎戦だった真杉匠(27=栃木、写真)に注目していたが、5着に終わった。道中は犬伏湧也―河端朋之の3番手を追走して、仕掛けを逸してしまった。「いろんな展開を想定して中四国の後ろ」と初手の位置取りはプラン通りだったことを明かした。
2車単は古性―真杉の❷❺が6・9倍で1番人気だった。オッズが示すように真杉が近畿を追走しているのでは、と思っていたファンは多かったはず。「近畿の後ろもあったけど、そこではないかなと。2、3着は獲れるかもしれないけど、優勝は近くて遠い位置。古性さんを乗り越えないといけないので。優勝を狙っていたけど…。1センターで行くべきだった。何もできず脚を使わずに終わってしまった」。23年11月の競輪祭から遠のいている3度目のGⅠ優勝はまたも届かなかった。
獲得賞金は9000万円を超えて現在3位だが、優勝は4月の武雄記念だけ。今年の前半戦は悔しい結果が続いている。「前回(宇都宮記念)よりは良くなっているけど、練習して脚をつけないことには」。近畿にやられっぱなしでいるつもりは毛頭ない。気持ちの強い真杉だけに後半戦は反撃必至。
次のビッグレースは3連覇が懸かっているGⅡサマーナイトフェスティバル(7月17~20日、高知)。縦横無尽な走りにさらに磨きをかけて、強力な近畿王国に一泡吹かせたい。(亀田 克也)


